ドコモ版 Galaxy S (SC-02B) でバッテリーアイコンを変更する

バッテリーに限らず、要は framework-res.apk を弄る方法です。
私はこれで動いていますが(動いているように見えるだけかも)、必ずバックアップは取ってください。


必要なのは、オリジナルの framework-res.apk と、Apk Manager と、バッテリーアイコンの xml/png ファイルです。
Apk Manager は各種ツールを持っていれば必要ありませんが、これ1つで apk の逆コンパイル・コンパイルなどが出来るので、持っていて損はないと思います。
バッテリーアイコンは
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=724778
ここからダウンロードしました。私は Version I を使用しました。
Post #2 にある Source Zip Files からダウンロードしてください。


Apk Manager の place-apk-here-for-modding ディレクトリに、オリジナルの framework-res.apk を突っ込みます。
Script.bat を起動し、プロジェクトを選択、Decompile を選択します。
projects ディレクトリに展開されますので、ダウンロードした zip の中にある drawable ディレクトリと drawable-hdpi ディレクトリの中身を projects の中のしかるべき場所にコピーします。
zip には drawable-hdpi-v4 というディレクトリで保管されていますが、中身は drawable-hdpi に入れて大丈夫です。


次に Compile です。
2回質問が出てきますが、両方とも y を選んでください (ちゃんと質問の中身も読んでおいてね)。
2回目の質問の後にキー入力待ち状態となり、Apk Manager のディレクトリに keep ディレクトリが現れます。
要はこの keep ディレクトリに残っている物はそのまま使い、入っていないものを projects から上書き圧縮するような感じになります (ちょっと違う気がする)。
というわけで、上書きしたファイルを keep ディレクトリから消していくのですが、ファイルをちまちま消すのはめんどくさいですね。
projects で上書きコピーしたように、keep でもいったん上書きコピーし、更新日時でソートかけてまとめて削除するほうが漏れが無くて良いと思います。
あと、Apk Manager の注意書きの通り、xml を変更しているので resources.arsc も削除します。
適当にキーを叩けばコンパイルされます。


Sign は必要ありません。完成です。
place-apk-here-for-modding ディレクトリにコンパイルされた apk ができあがっていますので、適当にファイル名を変えて導入して終わりです。


(2010/12/31 追記)
この手法はもちろん Mobile なんちゃらの謎文字列にも適用できます。
デコンパイル→謎文字列の作業→コンパイル→keep は resources.arsc を削除するのみ、でOKです。